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このブログはシンガポールに住むケチな夫(ケチ男）と、食べることが大好きな妻（グル女(メ））による、生活紹介のブログ（食事がメイン）です✨
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今日はシンガポールの有名な料理、バクテー（肉骨茶）で人気なお店「老街肉骨茶（Old Street Bak Kut Tea）」についてです♡
Contents
肉骨茶（バクテー）とは？？
シンガポールのガイドブックや日本のテレビ番組等でよく紹介されているのでご存知の方も多いと思いますが、まずはバクテーとは何かについてです 🙂 （Wikipediaを参考にしています。）
料理
・ぶつ切りの豚あばら肉を、漢方薬に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理
・スープは醤油ベースの深い褐色、あるいはコショウを効かせた澄んだものの2種類ある
・スパイスにはスターアニス（大茴香）、シナモン（桂皮）、クローブ（丁子）、コショウ（胡椒）、ニンニク（大蒜）などがよく使われる
・豚肉以外に、レタス、きのこ類、湯葉、厚揚げや油条（中国式の揚げパン）などが用いられることもある
名前の由来（諸説あり）
「肉骨」
・豚解体後の「削ぎ落しきれなかった肉片がついた骨」を利用したため
「茶」
💡 料理に茶は使用していません 💡
・料理を創ったとされる「李文地」の「地」
・料理がもともと「肉骨地」と呼ばれていて、福建語で「地」と「茶」の音が類似しており「肉骨茶」となった
歴史
・マレーシアが英国の植民地だった頃、中国本土よりやってきた中国人（福建人）が故郷の料理に習って作り出した
・彼らは主に港で苦力（クーリー：19世紀から20世紀初頭にかけての、中国人・インド人を中心とするアジア系の移民、もしくは出稼ぎの労働者のこと）として働いていたが、重労働の彼らにとって安くて良い栄養補給源になった（低賃金の苦力は解体した後に残った「削ぎ落しきれなかった肉片がついた骨」を利用）
・今では肉もかなり良くついた骨を使って作るマレーシアやシンガポールの地元料理となった
その他
・外食として朝食や昼食で食べられることが多く、現地ではファストフードのひとつであるが、その他の地域では薬膳料理としても紹介されている
・海南鶏飯(チキンライス)と共にマレーシア人・シンガポール人の間で発祥を巡り論争となっている
老街肉骨茶（Old Street Bak Kut Tea）
バクテーはホーカーや、専門店、その他レストランのメニューの一つ等いろいろな場所で食べることができます。
私も、これまでホーカーや専門店で食べたことが何度かありますが、その中でも特に食べやすく、おいしいと感じたお店がこちら 🙂
独立した街中にあるレストランではなく、ショッピングモールの中にお店を構えています。
2010年にオープンした新しめのお店で、若いお客さんをメインターゲットとしているそうです。
詳細はこちらのHPをご覧ください！
店舗情報
シンガポール以外にも、インドネシアと中国に店舗があるそうです 😉
シンガポールには15店舗。
詳しくはこちらのHPをご覧ください 🙂
スタジアムプレイス店
私が訪れたのは、シンガポールの国立競技場（スタジアム）横にあるショッピングモールの中にある「スタジアムプレイス（Stadium Place）店」。
このスタジアムは、カラン地区にかつて存在していた初代ナショナルスタジアムが老朽化したことに伴い2014年に開場したそうです！
なので、とってもきれいなスタジアムです 😉
サッカーの試合だけでなく、マライア・キャリーのライブでも利用されたそうですよ～ 😎
そして、その真横にあるスタジアムプレイス（Stadium Place）というモールには、とっても大きなスーパー「フェアプライスエクストラ（FairPrice Xtra）」やスパ施設「湯の森（YUNOMORI ONSEN・SPA）」、「ダイソー（DAISO）」あと、ロッククライミングの施設やバレー等のダンススタジオ、飲食店などいろいろ入ってて、休日はとても混み合うモールです 😀
スタジアムプレイス店の店舗情報
| 住所 | NO 1, STADIUM PLACE #01-22/22A SINGAPORE 397628 |
| 営業時間 | 10AM – 10PM |
地図
外観
メニュー
※表示価格に、＋＋（サービス料10％と税金7％）かかります 🙄
注文方法
テーブルの裏側にスライドがあり、そこを引っ張るとタブレットがあります。
（お箸やレンゲ等もテーブル横の引き出しをスライドさせて開けると入っています。）
そのタブレットでメニューを確認して、注文します。
料理が運ばれると、料理名が書いてあるレシートのような紙が一緒に渡されるので、食べ終わったらその紙をもってレジに行き、支払いをします。
感想
💡 ①～④はスペシャルセットAでお値段12.2 S＄でした！ 💡
※1,000円弱くらい（税サ込だと1,150円くらい）
①バクテー（肉骨茶 単品だと8.6 S＄）
熱々の状態で出てくるので火傷に注意してください 😎
豚肉は大きなのが3本入っていました。
（プロモーションのセットメニューで頼んだので、単品でもお肉の量が同じかどうかは不明です 😕 ）
ここのバクテーの味は、「バクテーとは？」で記載した2種類のスープのうちの「コショウを効かせた澄んだもの」の方です。
シンプルに豚肉の出汁と、コショウの味が効いていて、とってもおいしい 🙂
醤油入りだと、お店によって少し好みがわかれそうな気がしますが、これはシンプルな味付けなのでわりと万人受けしそうです 🙂
ちなみに、バクテーのお店では多いサービスですが、スープはおかわり自由です♡
店員さんが気づいて入れてくれることもありますが、結構みんな声をかけて入れてもらっていました！！
熱さのせいか、コショウのせいか、漢方薬に用いるスパイスのせいかわかりませんが、体がポカポカしてきます♡
バクテーはもともと体に良い食べ物という認識なので、こんなに暑いシンガポールでの老若男女から大人気の料理です 😎
②ヨウティヤオ（油条 単品だと2.2 S＄）
これは中国式の揚げパンです！
細長い揚げパンを切って出してくれます。
味はシンプルな揚げパンで、触感は硬いというよりは少し柔らかめ。
ちょっと給食の揚パンを思い出すような、お砂糖とかキナコがほしくなるパンです（笑）
そのまま食べてもおいしいですが、スープに浸して食べてもとってもおいしい♡
③白米（飯 単品だと0.9 S＄）
普通の白米で普通においしいです！（日本米ではないので、モチモチではなく少しパサパサしてる方の白米です）
④ドウホワ（豆花）
最初、食事としての豆腐なのか、デザートなのかよくわからなかったので、上の部分をすくって食べてみると、豆乳の味が強い、かなり柔らかめな豆腐、という感じでした。
なので、お店の中央にあったいろいろなタレをもってきてつけて食べたりしていたのですが、途中から少し黄色がかったタレ（シロップ？）部分に到達すると、なんと甘い味付けて、ここで初めてデザートなのだと気が付きました（笑）
きっと店員さんや周りの人は、なんでこの夫婦はデザートにゴマダレやら醤油やらつけてるんだろうと不思議に思ったに違いありません（笑）
家に帰って調べてみると（Wikipedia）、これは豆花（ドウホワ）という食べ物で、甘い味付け、塩辛い味付け、辛い味付けの三種の食べ方があるそうです。
また、今回の甘い味付けの豆花は、台湾、ベトナム、香港、マカオ、マレーシア、シンガポール、広東省、広西、福建省などでは、通常、黒砂糖、赤砂糖、黒蜜、あるいはシロップが使われ、夏は冷たく、冬は熱くして食べられるそうです。
レンゲを新しいものに変え、食事を食べ終わってからいただきましたが、甘いシロップと豆乳の柔らかな味（触感も柔らか）がとってもマッチしていておいしいデザートでした！
写真だと小さく見えるかもしれませんが、結構量は多かったです！！
💡 ①～④はスペシャルセットAでお値段12.2 S＄でした！ 💡
※1,000円弱くらい（税サ込だと1,150円くらい）
⑤マーユーチ（麻油鶏 メインメニューの一番最後のもの 8.8 S＄）
せっかく来たからもう一品、と思って、よくわからない状態で選んだのがこちら。
英語で「Craypot Sesame Oil Chicken」と書いてあり、ゴマ油なら何でもおいしいのではないか、野菜も結構入ってそうだし、と安易に選択。
メニュー程野菜が入ってなく、具沢山感はないのが残念な第一印象。
土鍋がかなり熱いので触らないように気を付けてください！
ただ、土鍋のおかげで最後まで熱々のおいしい状態でいただけます♡
肝心の味ですが、かなりおいしい！！！！
よく実家で食べた煮豚（醤油ベースで、少し甘みがあって、ネギや生姜がしっかり効いた味付け）にそっくりで、鶏肉と生姜がたくさん入っています！
ご飯にかけて食べたら最高でした～ 🙂
これはまた食べてみたい一品です！
⑥タイミルクティー（3 S＄）
普通においしいタイミルクティーでした！
というわけで、食べやすくおいしいバクテー＆予想以上においしかったマーユーチ＆初めて食べた豆花は、人にお勧めしたくなる味でした♡
全てショッピングモール内にあるので、観光で行く機会はあまりないかもしれませんが、シンガポールにお住まいの方や、何度かシンガポールに来ている方、旅行でふらっと涼しいモールに足を踏み入れた方はぜひ試してみてください！！
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